最近、ラップ塗装(ラップペイント)なるものを知りました。
自分もやってみたいなーと思ったので、早速やって見ることにしました。
さすがに車に塗装・・・ということはできないのでiPhoneカバーに塗装をします。
塗料もプラモ製作に使っているものを使います。
【製作過程】
iPhoneカバーですが今使っているものを塗装してしまうと失敗した時に困るので新しいものを購入しました。
上のカバーを購入しました。
今回はこのような柔らかめのカバーを購入しましたが、ハードカバーのほうが塗装に向いていると思います。
注文して3日ほどで届きました。マーケットプレイスでの注文しメール便での発送でしたのであまり早くはありませんでした。
写真に写っているようなものが封筒に入れられ送られてきました。
どうやたバルク品のようです。
付属の画面保護シート。
取り出した様子。シリコンカバーほどではないですが柔らかいです。
素材はTPU(熱可塑ポリウレタン)とのこと。塗料の溶剤に侵されないかかなり心配でしたが今回は大丈夫でした。しかし有機溶剤は苦手とするようです。
さてどのように塗装をするかですが、今回は自分の好きなゲームのキャラクターの衣装をモチーフとして使います。
アイドルマスターのパンキッシュゴシック(パンゴシ)という衣装です。
まず簡単に絵を描いてみました。(iPhone)
こんな感じにしようかなーと。赤色のところをラップ塗装するつもりです。
大体構想が練れたら作業に入ります。
まず塗装をする面を紙やすりでこすって荒らします。
塗料を乗せやすくするために荒らします。
荒らした後。ちょっと適当かもしれません。
表面の汚れやゴミを取り除くために洗浄した後。
ここから塗装に入ります。
塗装にあたってこのようにしました。
要らなくなった缶にダンボールとテープで固定しただけです。
まずサーフェイサーを吹きます。サーフェイサーをふくことで傷を埋め、塗料の食いつきを良くします。これはサーフェイサーにすこし黒の塗料を混ぜてあります。
さっと吹いた様子。
横の部分は塗装するつもりがないのでマスキングをしました。最初、マスキングをするのを忘れたまま吹いていたので慌ててつけました。
吹き終わり。
下地となる黒を吹きます。
ラップ塗装は黒色の上にシルバー塗料をのせ、そのシルバー塗料をラップで拭き(叩く?)、その上からクリアー色を吹くことでできます。
黒を吹いたのですが、ダマとなった塗料がついてしまい、平らではなくなってしまったので乾いた後紙やすりでならしました。
もう一度を吹きます。
何度も何度も重ね塗りした結果このようになりました。表面は少し汚いですが妥協します。
次にシルバーを吹きます。その前にマスキング。
大体こんな感じかなと紙を切ってのせてみた。
こんなかんじに。
いよいよシルバー吹き。
買ったシルバー塗料はMr.クリスタルカラーのダイヤモンドシルバーです。
かなり金属粒子が細かいです。思った以上でした。
シルバーを吹いてラップでポンポンと叩いた後。あまりうまくいきませんでした・・・
何回か挑戦はしましたが結果は似たような感じに・・・
原因はちょっとわかりませんが、塗料を普通のシルバーに変えていたらうまくいったかもしれません。
ここでラップ塗装からキラキララメ入りiPhoneカバー製作に趣旨変え。
次にクリアレッドを吹きます。買ったのはディープクリアレッドです。
二酸化炭素を含んだ血の色のようです。
吹いた後です。ツイッターでは何かを捌いたまな板の上みたいと言われました。
このあとはマスキングテープを剥がし、クリアーを吹いていきます。
クリアーを何度も重ね吹いた後。エアブラシの底にわずかに残ったダイヤモンドシルバーの粒子がクリアの塗料と混ざり全体についています。
半日放置して乾燥させたものです。左がフラッシュなしでの撮影。右はフラッシュあり。
フラッシュがあるとシルバーのところが反射し赤が綺麗に見えますが、フラッシュなしだとかなり暗いです。
本来ならここでやすりがけもしくはコンパウンドをかけるのかもしれませんが今回は省略しました。
以上がiPhoneカバーの塗装となります。
作業時間は5,6時間でした。
[4回]
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