ラズベリーパイを使ってラジコンを作っている時に夜間走行できて映像も取得できたらいいなーと思ったのでwebカメラを改造してみました。
今回はELECOMから出ているUCAM-C00113FBというwebカメラを赤外線カメラ化しました。
赤外線カメラ化というよりは赤外線も捉えられるように赤外線カットフィルターを外したですが。
今回買ったのはUCAM-C0113FBBKです。
UCAM-C00113FBの黒色ですね。
秋葉原に遠征する機会があったのでその時に投げ売りされていたのを購入しました。
まず裏のネジを外して基板を出していきます。
基板。基板の右側についてるのがレンズです。
CMOSセンサーはレンズの下についています。
それじゃあレンズ外そう!となるのですがレンズのとこについている赤いゴムのりのようなものがだいぶ接着力が強く外せません。
デザインナイフとピンセットでちまちまとのりを削っていたのですがだいぶ厳しい感じでした。
そこでTwitterにてゴムのりはゴムのりの溶剤を使えば落とせるよという話を聞いたので模型のラッカー塗料用溶剤を使ってみました。
綿棒に溶剤を含ませ、こすってみると若干柔らかくなって少し溶けているような感じがしました。
綿棒でこすってナイフで少し削り取ってというのを何度か繰り返していると・・・
外せました!
レンズの裏にピンクっぽく光っているのが赤外線カットフィルタです。
レンズの裏。ピンクに光っているのが赤外線カットフィルタ。
赤外線カットフィルタを剥がします。
これまた簡単には剥がせないです。
赤外線カットフィルタはガラス?みたいなちょっと硬めな感じでした。
シールを剥がすようにフィルタを剥がすということは出来なかったのでフィルタを割って剥がしました。
これで赤外線カットフィルタは剥がれたので後は組み立てていくだけなのですが、このままだとうまくピントが合いません。
こちら(
http://takuri.realwork.jp/infraredphoto/1087)のサイトにわかりやすい図が載っています。
これは赤外線カットフィルタが入っているものとしてピントが合わせられているかららしいです。
ピントを手動で弄ることが出来る機種ならいいのですがこのwebカメラは無理です。
なので赤外線カットフィルタがあったところに透明なプラ版を挟んでみました。(手元にアクリル板がなかったため)
挟んでみたのですが手元にあるプラ板はだいぶ薄いもの(たしか0.2mm)であまりピント補正の効果は得られませんでした・・・
もし試さす方がいらっしゃいましたらフィルターよりちょっと厚めのアクリル板かプラ板をつかってみてください。うまくいくかはわかりません。
webカメラの映像キャプ。ピントはずれたままです。
近視状態なのでカメラの直前まで物を持って行くと綺麗に写ります。。
赤外線カットフィルタを外すと映像はピンクがかった色になります。
また赤外線も捉えられるようになるのでリモコンから出る光もだいぶ明るく写ります。
こんな感じでしょうか。
改造は自己責任でお願いします。
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